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胃がんの発症率は、世界中でかなりの差がある。重要なのは、捕捉率(実際の患者数の何%がとらえられているか)である。捕捉率の差で、この差が説明できるであろうか。最も強い危険因子でも、 相対危険度relative risk)は2である。しかし、実際には8〜10倍の差がある。このことは、未知の危険因子が存在すること、また、国別に異なる胃がんの危険因子が集積していることを暗示するものである。